SuiTechLog

Unity,Arduino,RaspberryPiなど、モノづくり系を気ままに書き残すブログ。

Houdini CGwiki サンプルを翻訳と解説。その2:Attribute transfer とcolour


勉強もかねてこちらを一個ずつ翻訳

Houdiniのシーンファイルはこちら

File:attribute_transfer_color_and_position.hip

 

 これまでと同じようにして、転送アトリビュートのリストにCdと入力しただけです。もし、複数のアトリビュートを転送したければ、半角スペースで区切ってください。例えばカラーとnormalとpscaleを転送したければ、「Cd N pscale」と入力します。

gridを赤色に、もう一方のsphereは緑色にするために、カラーノードを追加して、何がおこるか確認します

 

 

なぜ「Cd」なのか。Houdiniはprman(※1)から派生した多くの命名規則があります。Cdは「Colour diffuse」です。「P」はPosition,「N」はNormal、などです。

 

定義済みのhoudiniアトリビュートのリストはこちら(量に驚いています。私はこの中の10%程度しか使っていませんでした。)(※2)

 http://www.sidefx.com/docs/houdini14.0/model/attributes#idm140573562786112

 

比較のために、renderman SL 変数のリストはこちら。

http://renderman.pixar.com/view/shader-global-variables-tables

 

 

~~ 翻訳終わり ~~

 

補足解説。

※1.文中のprmanとはPhotoRealistic Render Manの略で、つまりピクサーが開発したレンダラーRenderMan の正式名称です。(正確には、RenderManはシステム、インターフェース全体のことを指して、皆がレンダーマンレンダーマンといっているレンダラー部分のコアは本来はPRManと呼ぶ・・・んだろうなあと思ってます。)

 

※2.これは14版なので、Houdini16版はこちら

Geometry attributes

 

 どうでもいいですけど、カラーをColourとつづっているので、イギリス英語ですね。